TOP * 会津大学 * サイトマップ
 学長・会長メッセージ
 
 学長あいさつ

会長あいさつ

我々みんなのための同窓会

会津大学 同窓会会長  上野 文彦

10余年前、会津大学一期生として、初めて会津の地に踏み入れたときの私自身の印象は今でも忘れられないものでした。初めての一人暮らし、大学と言った主体的学習意欲を必要とされる組織への参加、等々、環境の一新の中、期待と不安に包まれておりました。そこから、友人ができ、先生と交流が生まれ、地域社会の人々とも知り合いになりました。大学生活の中、様々な主体性が生まれ、行動が生まれました。やがて卒業し今にあります。皆様にも、会津大学での学生生活の中での様々な経験が、今は、思い出としてあると思います。
また、皆様におかれましても、個人差はあるものの、多かれ少なかれ、会津大学での経験は現在の環境に影響のあるものとおもいます。プロセスは拭う事のできない経歴である以上、今となっては過去を変えることはできず、その経験を基に現在があり、そして皆様が今はそれぞれのベストを尽くしておられる事と思います。
会津大学同窓会も皆様の現在に、如何にお役立てできるかが、その使命であると考えております。皆様の現在のベストのため、同窓会がそのお役に立つことは、私たち皆の共通の利益であると考えております。そのために何をしていったらよいのか…、いろいろ考えました。ひとまず、休眠状態にあった同窓会を活動させるために、最初はオーソドックスな同窓会の事業をきちんと行い、それを継続させることが重要であると考えました。ホームページの作成、会報の作成、交流会の開催、これら3つが同窓会の基本事業とし、この継続性が基本であると考えております。徐々に参加者が増え、定着していければ幸いと考えております。
また、同窓会は会員数が現在でも1500名を越える大きい組織ですので、理念から始まり、体制、事業内容まできちんと構築することが重要と考えました。本年も10月に総会を開催し、事業実績、事業計画の報告を行う予定です。
私自身、学生時代から事業を地域で営んだ身であり、ある意味での個性を持っている点を鑑み、同窓会組織は私自身の会社の関係者や知人ではなく、新たな会津大学卒業生と知り合いになり、一緒に運営を進めることと致しました。また、運営を途切れなくするために、会津大学の学生に運営委員としての協力を仰ぎました。この会報も、運営委員の一生懸命の協力によるものであります。
しかし、これらは前提であり、準備段階、初期段階での取り組みにあると考えております。初年度の事業項目であると考えております。同窓会とは一般にどうしても古い印象を持ちがちですが、会津大学の同窓会である以上、皆様の現在のベストのための現在に役立つ同窓会を目標に致しております。
会津大学同窓会の理念である「出会いから感動を」を基に、様々な出会いをきっかけに、皆様と同窓会の将来を建設してまいりたいと考えております。

 会長あいさつ